ザーーーーー
パラパラパラ
ポツポツポツ
雨が小さくなってきた
今日は
天気予報は “ 雨 ”
“ ねぷた ” の出陣は
雨の気分次第
どうやら
気分がいいようだ
ポツポツポツが
時折のポツッ…ポツッ…に
夕方
“ ねぷた ” の出陣が決定
運行される沿道は
にわかに動き始めた
最近は太陽の店じまいが早くて
16時半には真っ暗
17:50 開会のセレモニー
18:30 7台のねぷたが出陣
トリを務めるのは
もちろん
“ 世界一の扇ねぷた ” だ
雨上がりで濡れた路面は
鏡のように “ ねぷた ” を反射する
とてもきれい
いつもは静寂な夜
“ ねぷた囃子 ” が
太陽を連れ戻すかのように鳴り響く
津軽人にはたまらない
ねぷた囃子の “ リズム ”
自然とカラダも揺れる
寒さのせいか
沿道には “ それなりの人 ”
思ったほどの集客はなかった
観光客よりも地元の人が喜んでくれれば
この “ まつり ” の意義はある
“ ねぷた ” は夏のもの
賛否両論はあるだろうけど
来年に向けた話し合いは
熱が冷めきらない今から
始めるべきだろう
オラは
やるのであれば
大晦日
除夜の鐘とともに出陣
盆休みの帰省時は
“ ねぷた ” は終わっている
ならば
正月の帰省者に見せたい
津軽人なら見たいはずだ
もちろん
運行する側は大変だろう
杯を振舞うのも “ 粋 ” だ
“ ねぷた ” を楽しんだ後は
弘南鉄道で津軽尾上駅へ
そして
“ 猿賀神社 ” で初詣
平川市ならではの
こんな “ 粋 ” な
“ 冬物語 ”が描ける