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2015年3月12日木曜日

『いつもの』に感謝

4年前。
我が家の子どもたちは小学校5年生♂と3年生♀だった。

保育園から自分の部屋で1人で寝ていた上の子。
その日を堺に家族全員が同じ部屋で寝るようになった。

よほど…よほど…恐かったんだろう。
11年間経験したことのない経験が。

断続的な地震や停電。
テレビから流れるあの映像。

「非日常」という言葉で整理するにはあまりにも軽々しく浅い。
直接的な被害はないものの、感じた恐怖は子どもたちの胸に深く刻まれたことだろう。

上の子が6年生になって半年。
「自分の部屋で寝る」と言ってきた。

ようやく…
あの日以前の「いつもの」に戻ったんだろう。

「千年に一度」と形容される大地震。
生ある者としての命の使い方を今一度考える必要がある。

『いつもの』に感謝。