連日の訃報が届いた。
今年に入ってからまだ1週間だというのにみっつも…
今日は今年二度目のお通夜へ。
自分より一つ下の後輩で二つ上の先輩に嫁いだ。
子どもが三人、全員顔見知りで息子とも仲良しだ。
誰に対しても優しさにあふれる人だった。
そして、長い間、病気と戦ってきた強い女性だった。
一昨日、息子を連れてお別れをしてきた。
化粧をした顔は穏やかで美しかった。
自分にとっての身近な死は、自分の死を想像する機会になっている。
お通夜に行くと祭壇の遺影に今の自分を重ねてしまう。
そして、遺族の席に目をやると、胸を中を鷲掴みにされたような痛みや苦しさが押し寄せる。
なんでか涙がこみ上げてくる。
どうやら悔し涙っぽい。
もっとやりたいことがあったのに…とか、そんな感じなんだろうか。
命は永遠じゃない。
時間も無限じゃない。
立ち止まっているのは性に合わないらしい。
人生を振り返った時、自分で歩いた足あとが残るような生き方をしたい。
ご冥福をお祈りします。
疲れたでしょう、ゆっくり休んでね。
そして、天国から家族を見守ってて。
さようなら。