H25.07.06 Sat. 雨
土手町コミュニティパーク
3人の侍の一人、蒔苗さんに誘われて
『パワフルAOMORI!創造塾』公開講座に参加。
基調講演の弘前大学、北原先生の講演を聞いたのはそろそろ2桁になる。
相変わらずの吸い込まれるお話。
<聴後感>
『この街に、「ここは自分の場所だ」と言える場所はあるか?』
講演から1週間が経ち、今も問い続けている。
言い換えれば、「大切にしている場所」と言えるかもしれない。
そんな場所あったっけ?
ここ1ヶ月を振り返ると、自宅、職場、母家、NPOぴーぷる、小学校、かだれ横丁、ジュンク堂、ゼビオ、運動公園、コンビニ・・・
こんなもん?なんか寂しい感じ。
街にホーム(居場所)がたくさんあれば落ち着くし、楽しいかも。
アウェイをホームにシフトしていけたらいいかも。
あるいはその中間的な場所か。
<メモ>
『活私開公(かっしかいこう)』山脇直司
私という個人一人一人を活かしながら、人々との公共世界を開花させ、公を開いていく。
対義語は「滅私奉公」
「私」が開、地域への想いを形にしようとすることにより公共性を帯びる存在となる。
『まち育て』に生かす地図(見取り図)を使った「まちづくり」の提案
上から見るまちづくり →舞台の配置を考える(大人にありがち)
ここは、住んではいけない場所
ここで、仕事をしてもらいます!
通りを歩く目線を大事にするまちづくり→空間の提案ではなく、
地域で味わう物語の提案
歩いているのは、誰なのか
なぜそこに、こだわってみたいのか
そこで、どんな出来事が生まれそうか
どうやって物語をつなげようか
『場所』にこだわる『まち育て』
復興まちづくりに、いま、本当に必要な視点とは
『まちを「たべる人」の視点!』
↓
自分たちでまちを何とかしたいと考える人
自分たちの「場所」を持ちたいと考える人
「空間」に人々の想いと活き活きとした行為が加わると、そこは、『場所』になる。
『まち育て』は空間(空っぽの間:空き家、空き店舗など)を場所に変えること。
ただ、日本人は所有にこだわる。
住宅の平均寿命のグラフを見ると
日本は30年。
ドイツは79年。
フランスは80年。
アメリカは95年。
イギリスは141年。
持家文化と借家文化。
ストックをフローにしていく欧米。
ユーザーが代わっても、空間が残る。
日本は住宅ローンが終わった頃に子どもたちはいなくなり、結局誰もいなくなって、その人だけの空き家が残る。
イギリスの小学校における発見的方法による「校庭からのまちづくり」
①見つける
②書きだす
③考える
④提案する
⑤作る人(専門家)にお任せ
③の「考える」について
the Good,the Bad,the Ugly の3分類で考える。
the Good(好きなもの)→このままでOK
the Bad(嫌いなもの)→なんとかしてほしい→行政にお願い
the Ugly(醜いもの)→なんとかしたい→自分たちで
建物の役割をシフトする。
発電所から美術館。
宮川さんに盗撮された1枚。