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2013年7月15日月曜日

自分で考えて行動できる選手の育成〜指導者の視点から〜

この連休中、録りためていた映画を6本、本を5冊。
ほとんどインドア^ ^

指導者の資格を取った初心にかえろうと思って、スポーツの指導に関する本を中心に読書。

何回かに分けてメモ。
最初は『桑田真澄』さん。

「指導してあげている」から「指導させてもらっている」へ。

『勝利至上主義』から『人材育成主義』へのシフトが求められている。

日本のスポーツ界では、選手が監督やコーチの指示によってプレイするものと思われがち。
でも、監督はメンバーを決めてサインを出すだけ。
あくまで主役は選手であって、その主役が自分で考えて行動するのがスポーツ。

選手は、洞察力、分析力、想像力のすべてを駆使して、ゼロコンマ何秒の間に判断してプレイしなければならない。

自分で考えて行動できる選手でなければ、そんなことは到底できない。
言われたこと以外できない選手が育ってしまう。

ミスしたときは、まず良かった点を褒めてから、なぜダメだったかを子どもたちに考えさせる。

指導者は英語で「コーチ」。
これは「大切な人を乗せて目的地まで運ぶ4輪馬」車が語源。
スポーツに置き換えれば「大切な選手たちを目標まで無事に送り届ける」ということ。
つまり、コーチとは、ともに悩み、考え、喜び合う「伴奏者」。
このことを忘れないでほしい。

ex.
洞察力:物事の性質や原因を見極めたり推察したりするスキルや能力のこと。
分析力:ある事柄の内容・性質などを明らかにするため、細かな要素に分けていくこと。
想像力:)想像する能力やはたらき。過去の表象を再生するもの、全く新しいイメージを創造するものなどに大別される。