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2009年9月30日水曜日

あたりまえのこと

水を飲みたい時

水道の蛇口をひねる

水が出る

あたりまえのことだ



さて・・・


果たして

あたりまえのことなのだろうか



作家である立松和平さんの言葉を借りる


森は始原である。 水が生まれ、生命のはじまるところである。 ここで起こっていることが、下流や海を決定づけるといってよい。 地球全体を考えるなら、森は一番の聖地なのである。
すなわち 始原に元気が出れば、下流域や海に暮らす人々も元気になるということだ 中部大学の武田教授によれば 地球温暖化対策として 海の表層は15度から25度だが 海面下200mになると 温度は10度まで下がる 海水をかきまぜて 海水を冷やすことで 地球が冷えるということになる つまり 森が元気になれば 地球が元気になるのだ おらの住んでいる平川市碇ヶ関は 森に囲まれた盆地だ だけど 振り返ってみると 聖地である森に 何かしてきただろうか 何ができるのだろうか ちっちゃいことから 少しずつ 恩返しをしたいと思う 気づいていない「あたりまえのこと」は まだまだある 普段 情報を集めよう集めようと アンテナを高く張っているけど 実は アンテナはもっと低く張らないと 「あたりまえのこと」が 「あたりまえではない」ことに気づかないのかもしれない