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2009年9月3日木曜日

葛西 善蔵

昨日 朝の散歩で三笠山公園を訪れたことを書いた

三笠山公園には作家 葛西善蔵の文学碑が建立されている

実は

訪れたのは理由があった


7月の東奥日報の夕刊で

「北の文学連邦-本県文筆家の系譜-」

というシリーズを斎藤三千政氏が連載し

「葛西善蔵と石坂洋次郎」というテーマでとりあげていた


その記事の切り抜きをそのうち行こうと思い

ずっと手帳に挟んでおいた

それからずいぶんたったが

葛西に会いに行くことができた



葛西は碇ヶ関に住んでいたこともあり

この地を愛していたようだ

東京で亡くなる際も

碇ヶ関行きの切符を欲していたほどに


この文学碑は昭和37年(1962)に建立

碑文は「椎の若葉」の末文の一節から


椎の若葉に光あれ

親愛なる椎の若葉よ

君の幾分かを

僕に恵め

善蔵


とある





葛西は昭和3年(1928)7月23日に永眠

没後81年



善蔵 また会いにいくから