昨日 朝の散歩で三笠山公園を訪れたことを書いた
三笠山公園には作家 葛西善蔵の文学碑が建立されている
実は
訪れたのは理由があった
7月の東奥日報の夕刊で
「北の文学連邦-本県文筆家の系譜-」
というシリーズを斎藤三千政氏が連載し
「葛西善蔵と石坂洋次郎」というテーマでとりあげていた
その記事の切り抜きをそのうち行こうと思い
ずっと手帳に挟んでおいた
それからずいぶんたったが
葛西に会いに行くことができた
葛西は碇ヶ関に住んでいたこともあり
この地を愛していたようだ
東京で亡くなる際も
碇ヶ関行きの切符を欲していたほどに
この文学碑は昭和37年(1962)に建立
碑文は「椎の若葉」の末文の一節から
椎の若葉に光あれ
親愛なる椎の若葉よ
君の幾分かを
僕に恵め
善蔵
とある
葛西は昭和3年(1928)7月23日に永眠
没後81年
善蔵 また会いにいくから