3.17 Sat
午後からの会場設営に向けて
ゆっくり起床
天気予報は
曇りのち雨
宮古市から山田町への道中
海際の住宅は
近いところは基礎部分
距離があるところはガラスの破損
空き地には動かない車の山
今日も
言葉を探しても見つけることはできなかった
今日の穏やかな海からは
想像もできない
『道の駅 山田』で昼食をとり
明日の “ おもちゃの広場 ” の会場
山田町中央コミュニティセンターへ向かった
その意味でも
オラ自身の
今回の『おもちゃの広場』開催には
オラ自身の
今回の『おもちゃの広場』開催には
思い入れがあった
『おもちゃの広場』の開催に当たって
いろいろと面倒を見てくれた
生涯学習課の担当の方と初対面
いろんな話を伺った
地震や津波
山田町は火災での被害が多かったこと
公務員(奉仕者)として
責任を果たさなければいけない思い
家族に対して十分に手を差し伸べてやれない
悔しい思いと葛藤
町民の行き場のない
怒りや悲しみから寄せられる罵声
支援の受け入れのために
通常業務ができないことからくる焦り
震災から数ヶ月過ぎても
何をするにもマイナス思考で
これ以上何を頑張ればいいのか
自分も被災者なんだけど・・・
いっそあの時死んでいれば
こんなにつらい思いをしなくてもすんだのに
1年経った今
町民の方々からの
感謝やねぎらいの言葉を
素直に受け入れることができるようになった
少しずつ
非日常の生活から
日常の生活に戻ってきている
『生きていて本当に良かった』
この気持ちを持つことができるまで
1年の時間がかかった
山田町の現状を
事前に調べもせずにやってきたことを
恥ずかしく思うと同時に
ひどく失礼なことをしたと
痛い気持ちになった
明日の『おもちゃの広場』は
子どもたちや家族の方を
とにかく笑顔で迎えよう
たくさんの人に楽しんでもらえるように
岩手県山田町『おもちゃの広場日記③』~当日~