先日の
“ ぴーぷる ” の
理事会で
理事の三浦さんから
特別価格で
譲ってもらった
三浦さんは
“ こぎん刺し 県認定伝統工芸士 ”
相方へ
プレゼント
ちっちゃい
プレゼントだけど
喜んでくれた
笑顔が
でっかい
お返し
大切な人の
喜ぶ顔が見たいなら
特別じゃない日の
贈り物がいい
“ プライス ”
よりも
“ サプライズ ”
自然薯:建設業者が栽培、碇ケ関の産物守る 雪むろで年中出荷 /青森
平川市碇ケ関の建設業者の男性たちが、3年前から自然薯(じねんじょ)の栽培に取り組んでいる。碇ケ関の農産物を守るのが狙いで、08年からは雪むろでの保管も始め、1年を通じて出荷が可能となった。異業種の人たちが「雪むろ自然薯」を栽培するのは極めて異例で、男性たちは「普通の長芋とは違う。食べて元気になってもらいたい」と売り込んでいる。【後藤豪】
旧碇ケ関村では役場が音頭を取って20年ほど前から自然薯が育てられていた。しかし平川市への合併で音頭を取る人がいなくなり、生産者が栽培をやめることになった。そこで「関建設」社長の岸忠一さん(66)ら地元の建設会社に勤める男性3人が、「碇ケ関から特産の火を消すな」と立ち上がり、07年、「津軽碇ケ関自然薯生産組合」(同市碇ケ関久吉)を設立した。
自然薯は4月に種芋を植え、11月20日ごろから収穫を始める。その後、雪むろで管理されるものは鉄骨コンテナ(縦横各約4メートル、奥行き約6メートル)の部屋に移され、リンゴ箱(約20キロ入り)約100箱に入れた雪で室温を0~2度程度にして保存する。
出荷前はいったん、(1)室温10~15度程度(2)室温15~20度程度--の二つの温度調整部屋にそれぞれ1~2日置いてから出荷する。組合員の一戸和夫さん(63)は「(0~2度だったものを)一気に表に出すと細胞が分解し腐る。それを防ぐため、徐々に温かくして出す」とコツを説明する。
組合は「雪むろ」以外にも、雪が積もった畑に自然薯を残して春に収穫する、いわば自然に委ねたものも実験中だ。07年から個人で試している一戸さんは「通常より軟らかく、みずみずしくておいしかった」という。
異業種への参入で大変だったのは、腰が痛い「植え付け」作業。簡単にできると思っていたが、想像以上の重労働だった。それでも岸さんは「収穫する時に、いいのが出てくればうれしい。子供を育てるのと同じ」と笑顔だ。
自然薯は1キロ約2500円で相場が高いが、岸さんらは「買ってもらう人を増やしたい」と考え、試行錯誤をしながら「副業」を一歩ずつ前に進めようとしている。同自然薯生産組合(電話0172・46・2901)。
利用者減少が続く弘南鉄道大鰐線(中央弘前-大鰐間13.9キロ)の現状を市民に知ってもらおうと、弘前市は20日、市立観光館で、同路線の活用法を探るシンポジウムを開いた。来年度以降も赤字が見込まれること、沿線住民の利用頻度が少ないことなどが報告され、出席者からは「みんなで大鰐線を少しでも多く利用しよう」という声が上がった。
市民ら約80人が参加したシンポジウムで、市は、昨年12月に沿線住民を対象に行ったアンケートの結果を公表した。それによると、回答した918人のうち59.3%が大鰐線を全く利用していないと答えたことが明らかになった。
また、弘南鉄道の菊池信雄専務は経営状況の報告で、「通学生の減少、マイカー依存の進行で経営は厳しく、会社の存亡につながりかねない」と危機感をあらわにした。
パネルディスカッションでは、沿線住民代表の木田多聞・同市中野町会長が「電車が環境に優しく、時間に正確なことをもっと打ち出してはどうか」、弘前大学人文学部1年の大野悠貴さんが「電車が着いた場所でどんなことができるのか分からない。目的地に関する情報をもっと提供してほしい」などとそれぞれの視点で提案した。
このほか、国土交通省東北運輸局の岸谷克己鉄道部長が講演し、「鉄道は観光、まちづくりへの役割が再認識されている。大鰐線を鉄道資源ととらえ地域と良い関係を築くことが大切」と強調した。
弘南鉄道大鰐線「関係者の連携と熱意で活性化を」
2010/3/22 月曜日
少子高齢化の進展や地球温暖化といった環境問題を考える際、鉄道や路線バスなど地域の公共交通の果たす役割が今後ますます重要になっていくことは 間違いない。
先日、弘南鉄道大鰐線の活用を話し合うシンポジウムが弘前市内で行われた。席上、弘前市が弘南鉄道大鰐線の活用について、沿線住民に行ったアンケートの 結果を報告した。「将来の生活を考えるにあたって大鰐線は必要か」との問いに、57・1%が「必要」と回答している。しかし利用頻度については、回答者の 59・3%が「全く利用しない」、29・0%が「月数回以下」と、利用状況は誠に心もとない。
「大鰐線は必要」とした回答者でも、26・2%が現在同線を「全く利用していない」と答えた。必要性は理解しながらも実際はマイカーなど、より便利な移 動手段に頼ってしまうというのが大方の実情だろう。
弘南鉄道によると、2008年度の同線の利用状況は年間約75万人で、ピーク時の1974年(約390万人)に比べ19%程度にまで落ち込んでいるとい う。公共交通の利便性が高い大都市圏に比べ、地方では車が生活必需品という住民は多い。地域公共交通の整備の遅れが車の普及を加速させ、それが「公共交通 の利用減少―不採算による減便などサービスの低下―さらなる公共交通の利用減」という悪循環を招いているように感じる。
シンポジウムでは大鰐線の活用を図るための取り組み事例も報告された。中でもNPO法人や高校生らの積極的な取り組みが目立つ。同鉄道弘南線沿線に学校 がある高校生が実際にフィールドワークを行って作り上げた「見どころマップ」や地域住民、NPO法人、企業が参加したシードル・ヌーヴォ祭、駅舎をコミュ ニティー空間としてデザインする試みなど、企業努力と違った利用者の視点を生かした企画が多い。熱心な取り組みが民間で展開されていることは頼もしい限り だ。
また「街歩き」がブームとなっている観光も地域公共交通にとって追い風になるのではないか。津軽広域観光圏協議会弘南鉄道大鰐線部会が主催した「弘前・ 大鰐・西目屋モニターツアー」も地域の観光資源や食と大鰐線をうまく組み合わせ、見どころが多いものに仕上げている。
アンケートでは、大鰐線を継続して運行するために必要な方策として「企業と行政、弘南鉄道が連携して通勤利用を促進する」という答えが28・3%と最も 多く、「地域住民が積極的に利用する」(19・9%)が続く。必要性は多くの住民が認識しているだけに、後は効果的な方策の実行と地域住民の意識の向上に 懸かっている。関係者の連携と住民・利用者の熱意で大鰐線を、そして地域の公共交通を末永く活用していきたい。
『 温泉熱が温泉街を救う!?浅虫地区の大きな可能性 』 というもの
県内でも有数の温泉地である浅虫地区において、効率的かつ経済的で、CO2
排出削減にも寄与する温泉熱活用システムを地域全体で構築が可能かどうか?
県では先日、それに必要な調査を行いました。
これまで浅虫地区では、8ヶ所の源泉から汲み上げられる平均約72℃の温泉が、
地域のホテル・旅館や一般家庭に供給される過程で約56℃に調整され、さらに、
入浴の際は加水して適温まで下げられる一方、シャワーなどの給湯については
逆に水道水をボイラーで加温していました。
今回の調査では、より効率的に温泉熱エネルギーを利用するため、宿泊施設や
水族館などの施設に熱交換器を設置して、適温まで下げていた温泉の熱を取りだ
し、その熱で給湯用の温水を作るシステムについて検討を行いました。
結果は、施設によっては年間200万~900万円程度のコスト削減が可能であり、
また、二酸化炭素排出量も20~130トンの削減が可能であることがわかりました。
素晴らしい可能性を秘めたこの取組ですが、実際にこのシステムを導入する
には、初期費用の捻出が大きな課題です。そこで、今後は、環境クレジット(※1)
や助成制度の活用とともに、リースや環境ファンド(※2)などの新たなスキーム
の検討もしていく必要がありそうです。
夢は大きく“日本一の「エコ温泉地」!”実現させたいですね。
※1環境クレジットとは、
国内クレジット制度、グリーン熱証書制度などを活用し、達成したCO2削減
分の価値を必要とする企業等へ販売する方法
※2環境ファンドとは、
従来の投資基準だけでなく、対象となる企業の環境への取組なども判断材料
とした金融商品などの総称
キヤノンの行動指針の原点。
それが、創業期から受け継がれる「自発・自治・自覚」の「三自の精神」です。
企業DNAを伝承しながら、真のグローバル優良企業をめざすキヤノンにとって、いまも最も重要な指針となっています。
自発 何事にも自ら進んで積極的に行う。
自治 自分自身を管理する。
自覚 自分が置かれている立場・役割・状況をよく認識する。
[早春の「ひばのくに」から]
農林漁家民宿おかあさん100選被認定者、ひばのくに迎賓館代表
山内 まつゑ(やまうち まつえ)
ここは青森県南津軽郡、西は白神山地へと続く山里。山裾を縫うように流
れる早瀬野の「ひばのくに」から大鰐の町までの川沿いの一里の散歩道。耳
を澄ませば雪がかすかな音を立てて溶け始めている。山の稜線に響くアカゲ
ラ達の声、雪の上にはキツネ、狸、ウサギやテンの足跡が賑やかについてい
る。
今年の2月13日、第13回の「雪の大食卓会」が盛況裡に終わった。昨
年サントリー文化財団の地域文化賞をいただいて、取材なども多かったせい
か、特に県外からお越しいただいた方が多かった。「雪深い山里」とよく形
容されるけれど今年は雪も多くとてもいい雰囲気だった。
毎年のことだけど、この祭りは会場の設営や料理の支度などに地域人達の
力がなければ到底できない。皆の協力と心意気がこのイベントを支えてくれ
る。
この食卓会が終わると春はぐんぐん加速する。散歩をしながら思いは巡る。
まずはバッケ(ふきのとう)。湧き水の神秘な味のセリ、ワサビ。4月は小
鳥達や野の花、里山を匂わす山菜。せせらぎが育てる有機栽培の畑づくり。
5月は迎賓館の大掃除。6月は蛙の大合唱。
こうして季節が次々にお膳立てをしてくれる。皆が自然の中で深呼吸。歩
いてくる人、走ってくる人、自転車の人。木工教室「ひば大学」やハングル
の寺子屋、将棋の日や薬膳料理のチャングムの日。男の料理人やロシア料理
のビーツの会。そして、ずーっと続いて欲しい森の探検隊等々。
このたびは「農林漁家民宿おかあさん100選」に認定されました。全国
の皆さんにも是非「ひばのくに迎賓館」を訪ねあてて来てください。地図に
は載っていませんが旅の小鳥たちの間では、とても居心地のいいところと評
判のようです。
※ 農林漁家民宿おかあさん100選
(財団法人都市農山漁村交流活性化機構ホームページ)
http://www.ohrai.jp/okasan100/index.html
※ 写真を見る
http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2010/0311e.html
※ 執筆者の紹介
http://www.mmz.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2010/yamauchi.html