4年前の日記を見たら…
こんなことを書いていた。
「計画停電の実施」
「福島原発、東京電力の対応問題」
「民主党・枝野官房長官の疲れた顔」
「ガソリンを求めてガソリンスタンドに長蛇の列」
「ガソリン価格の高騰」
「どこのスーパーでもカップラーメンやレトルト食品が品切れ」
「食の安全性についての問題」
記憶が蘇ってきた。
日本が電力というものに対しての向き合い方が変わったタイミングだった。
1軒1軒の節電を積み重ねている一方で当時流行っていた「そんなの関係ねぇ♫」ばりに大型サインやネオンをちらつかせている商業施設に憤りをかんじた。
平川市も計画停電指定区域に入った。
が、一度も計画通りに停電することはなかった。
ガソリンを給油できず、同僚とローテーションで乗り合い通勤をした。
車があってもガソリンが無いと意味が無いことを思い知った。
スーパーやコンビニを始めとする小売店は「売り切れ御免」状態。
消費期限の長い食品や飲料水の備蓄が一気に需要を高めた。
放射能による食の安全性にも目が向けられた。
メディアの煽りが助長した部分もある。
物質的な安全と精神的な安心は備えを忘れさせる。
備えあれば憂いなし。
この言葉が身にしみた。