4年前。
我が家の子どもたちは小学校5年生♂と3年生♀だった。
保育園から自分の部屋で1人で寝ていた上の子。
その日を堺に家族全員が同じ部屋で寝るようになった。
よほど…よほど…恐かったんだろう。
11年間経験したことのない経験が。
断続的な地震や停電。
テレビから流れるあの映像。
「非日常」という言葉で整理するにはあまりにも軽々しく浅い。
直接的な被害はないものの、感じた恐怖は子どもたちの胸に深く刻まれたことだろう。
上の子が6年生になって半年。
「自分の部屋で寝る」と言ってきた。
ようやく…
あの日以前の「いつもの」に戻ったんだろう。
「千年に一度」と形容される大地震。
生ある者としての命の使い方を今一度考える必要がある。
『いつもの』に感謝。