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2020年11月5日木曜日

「第二回イクボス充実度アンケート調査」で平川市が5位!

昨日(11/4)、『NPO法人 ファザーリング・ジャパン』が
第二回イクボス充実度アンケート調査結果(自治体)を発表

気になるのは平川市の市区町村ランキング
結果は…5位(119点)にジャンプアップ!
2017年1月5日にイクボス宣言をした平川市
2017年6月の第1回目の調査では72位(30点)

前回は宣言から調査までの期間が短かったり
予算も間に合わなかったりという事情もあり

東北からは山形市が3位にランクインして
5位以内に東北から2つという嬉しい結果

FJ東北の代表としては両手を挙げて喜びたい
といきたいとこだけど課題もまだまだ多い…

宣言することがゴールではなく
宣言してからがスタートなのだ

青森県の宣言自治体は平川市が唯一…
この朗報をきっかけに広げていきたい

【詳細】https://ikuboss.com/nr-20201104.html
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NPO法人 ファザーリング・ジャパン
安藤代表のコメント

 働き⽅改⾰の法改正もあった中、3年ぶりの調査結果で⾒えてきたのは、回答率54%から⾔っても「⼆極化」でした。進んでいる⾃治体と、停滞している⾃治体です。イクボスを以って業務過多を防ぎ、職員の意識や仕事と⽣活の両⽴を改善できている⾃治体がある⼀⽅、時間外勤務削減や休暇取得促進だけの単なる「働かせ⽅改⾰」で終わっている⾃治体です。またイクボスでは、部下だけでなく上司・管理職⾃⾝のワークライフバランスも求めていますが、⼤半の⾃治体が管理職の休暇取得率、残業時間等のデータが 集計できていない状況のようです。昨今多くの⾃治体から聴こえてくる、「管理職になりたくない若⼿が増えている」という課題。もし、管理職の業務負荷により健康や家庭⽣活が損なわれているのであれば、その点が若⼿の昇進意欲を低下させているのかもしれません。
 今回ランキングで上位に⼊った⾃治体は、その施策の継続、⽬標設定を上げていくことが離職率・内定辞退率低下、有能な職員を採⽤する有効な⼀⼿となります。⼀⽅、今回順位を著しく下げたり、進捗が⾒えず回答できなかった⾃治体は、ランキング上位の⾃治体の取り組みを学び、いま⼀度イクボスの意義を振り返り、職場において効率のいい業務管理を⼼がけ⽣産性を上げること。職員の⼼⾝の健康を保つワークとライフのマネジメントを⼼がけて、誰しもが働きやすい・働きがいの持てる職場を築いてください。 コロナ禍で課題がさらに浮き彫りになった中、イクボスはやるべき職場改⾰を進めて⾏きましょう。
 イクボスが増えれば社会は変わる。ファザーリング・ジャパンでは⽗親の育児参画(男性育休)だけではなく、⼥性活躍、多様性推進、働き⽅改⾰そして少⼦化対策等のためにも、今後さらに全国の⾃治体に対してイクボスの推進を図って⾏きます。3年後の第3回調査においても、多くの⾃治体での更なる進捗・成果に期待しています。