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2016年7月16日土曜日

青森県警が『イクボス宣言』、青森県初!

昨日のサプライズとは…

青森県警による『イクボス宣言』。
初めて青森県警本部の内部へ^^

ファザーリング・ジャパンの安藤 哲也ボスを講師に迎えた。
オラもファザーリング・ジャパンの一員として同席。

テレビカメラが3台と記者も多数。
注目度が高いと見える。



昨日の夕方から『イクボス宣言』を連投。
歴史的な一日。

『イクボスってなに?』そう思った人も多いかと…
現に昨日のイクボス研修を受けた県下の警察署長のほとんどが知らなかった。

青森県初の『イクボス宣言』。
県警としては全国5番目の宣言。



大塚本部長が宣言!























東北六県の中では、六番目の宣言県になった。
『ファザーリング・ジャパン青森』としては、ついにキターって感じですごく嬉しい^^

『イクボス宣言』はゴールじゃない。
スタートだ。


青森県に波を風を起こしたい。
次は平川市で!



ここから『イクボス』の説明。
長くなるよ^^

『イクボス』とは?
部下の私生活と将来のキャリアを理解・応援し、自分自身もワーク・ライフ・バランス(WLB)を満喫しつつ、組織の長として職責を全うし、業績責任を強く持つ上司を指す。
育児する上司しゃないので注意!

今、なぜイクボスが求められているのか?
その背景には、成熟期を迎えた日本で、働く時間や場所に制約がある労働者が約7割に上り、多様な人材や働き方が認められるダイバーシティ社会へ移行する時期に差しかかっている現状がある。

では、イクボスが率いる組織とは?
上司も部下も、仕事以外の時間を通じて視野や人脈が広がり、効率的かつ主体的な働き方が身につき、仕事能力が向上する。
その結果として、おのずとやる気が高まり、チーム力が向上し組織力も向上する。
また、企業にとってのリスク(社員の労災、隠蔽や不正行為、離職率等)が軽減するとともに、組織の生産性が向上し業績がアップする。
この流れを企業が実現するため、経営者や管理職にこれまでの固定化した価値観や仕事のやり方、男女の役割意識を変え、それぞれの人材の能力を活かし、チーム全体の生産性を向上させるマネジメントが求められている。

それではイクボスになるにはどうすればよいか?

まず部下と双方向の関係をつくり、自分の情報を開示し、部下の私生活を知る。部下の私生活の充実を推奨し、WLBを自分ごとととらえさせて、チーム内で「お互いさま」の意識を醸成する。
そして、部下のWants、Can、職場のNeedsを一致させるよう心がけ話し合いを続けていく。
さらに、仕事のゴールを定めたら細かい管理や指示をせず、部下を信じ任せることや、部下の時間を奪わないことも重要である。

イクボス組織を構築するためにはどうしたらいい?
チーム全員が生産性向上を念頭に置き、3つの時間泥棒を見直すこと。
「何も決まらない会議」
「やりとりがダラダラと続くメール」
「やりすぎな社内資料の作成」

WLBは与えられるものではなく取りにいくものである。
できない理由を挙げるのではなくできる手段を考えること、覚悟を決めてあきらめずにやり抜くことで、会社を変えていくことができる。