「
函館市地域交流まちづくりセンター」を訪れて
先週末に函館を訪れた個人的な目的。
「函館市地域交流まちづくりセンター」を体感してくること。
「視察」という言葉がなんとなく嘘っぽく感じる昨今。
あくまでもプライベートとして2つの目線で味わってきた。
観光客としての利用者目線。
公務員としての同業者目線。
函館市地域交流まちづくりセンターは、大正12年創建の丸井今井呉服店函館支店として建てられた建物を再利用したもの。
2007年4月1日、このノスタルジックな函館西部地区のランドマークが、あらたに市民活動の支援や市民の交流の場、地域情報の発信拠点として生まれかわり、再び市民の前に登場した。
NPOやボランティアなどの活動の場、市民の交流の場、地域情報の発信の場として様々な市民の方が利用できる。
※ホームページから抜粋
建物に入ると施設内の予定と利用されている部屋と時間が書かれたボード。
休日だからか利用率は高い。
正面のデスクのスタッフからは「おはようございます」と「いらっしゃいませ」の声。
歓迎ムードだ^^
1階は情報発信フロア。
自由に使える無料コインロッカーあり。
利用者にも観光客にも嬉しいサービス。
広々として安らぎ感あふれるフロア。
全体的に作りがおしゃれ。
cafeもあっていい雰囲気。
緑のスタッフベストを着たシニアのスタッフのかたが目立っていた。
話を聴くと、中国系の観光客が多いのでパソコンに翻訳ソフトを入れたりして対応しているとのこと。
2階と3階にも上がってみた。
2階は「市民交流フロア」。
レンタルルームでいろんな講座や講習会が開催されていた。
NPOや団体が自由に貼り出せるイベントカレンダー。
この手作り感が良い。
3階は「市民活動支援フロア」。
個人的に一番興味があったフロア。
NPOやまちづくり団体などへの支援がメイン。
掲示板や図書コーナー、打合せスペースや印刷室など。
まちづくりの宝箱
NPOワンポイントアドバイスコーナー
ミーティングスペース。
印刷室
取材の仕方や配布の仕方を掲示。
ほんと親切。
柱を上手く利用している。
まちづくりのデータベースコーナー。
これも柱を上手く利用している。
市民活動団体作品展示場。
対応するスタッフは今日はお休みのようでスタッフが常駐していると思われるカウンターはクローズしていた。
道内をはじめ、道外からもたくさんの団体が訪れている模様。
青森県の自治体では三沢市の名前が。
ほんとうらやましい施設。
平川市にも作りたい。
でもまずは人ありきだな。
箱物はあとから。
スタッフの対応も親切で丁寧。
いやぁ、来てよかった。
このフリーの冊子もしっかりスポンサーが付いてて内容が濃い。
2014年「地域ブランド調査」での魅力度ナンバーワンの名は伊達じゃない。
さすがだ^^
〔函館雑感〕
街中の観光施設や電車内はWi-Fiのフリースポットが充実。
撮った写真はストレスなくSNSなんかへのアップが可能。
観光客はこの時期だからか、ざっと中国人98%、韓国人1%、日本人1%といったところ。
まちづくりセンターの方が言うには、台湾の観光客が多いと。
見た目だけではわからないとのこと。
千歳空港からJRで函館にやってくるとのこと。
函館市民の方は自分たちの街が観光市であることへの自覚が随所に感じられた。
たとえば、道を尋ねた時も親切丁寧に教えてくれたり、自宅付近の歩道の分も雪を片付けていたり。
それにしてもカートを引く観光客が多い。
耳に入ってくるのはコロコロコロコロという音♫
坂が多い街だからさすがに疲れた。
動きやすい靴がベスト。
次回は今回行けなかった函館蔦屋書店を訪れる。