春の足音が
すぐそこまで近づいていた3月
あの地震から一週間を迎えた朝は
目を疑うような大雪
ここ碇ヶ関では30cmの雪が積もった
こんな状況で
なんて季節外れで
なんて非常な雪
その雪は水分が多く
ずっしりと重い雪だった
消失
再会
安否
この一週間
想像もつかないほどの
たくさんの “ なみだ ”
その涙が
雪に宿った
“ なみだ雪 ”
“ なみだ雪 ” は
その日のうちに消えてった
涙は雪と一緒に春が消してくれる
消えない雪はない
明けない夜はない
信じ
助け
譲り
励まし
繋ぎ
向き
“ 合う ” こと
朝は必ずやってくる
春は必ずやってくる
がんばろう 東北!