平成22年2月21日(日)
9時15分から
平川市尾上地域にある
“ 生涯学習センター ” で
開催された
『平川市青少年健全育成市民大会』
その
第一部の
講演会
テーマは
なぜ、今「子育ち支援なのか」
~子どもと大人が育ちあう仕組みと空間づくり~
講師は
弘前大学生涯学習教育研究センター講師の
深作 拓郎 氏
さっそく
講演内容を
レポート
講演は
クイズから
スタート
『2001年に大阪のある団地で子どもを持つお母さんに聞きました』
『あなたにとって子どもの教育に妨げとなるモノはなんですか?』
その
ベスト5を
来場者に
答えてもらった
答えは
“ 最後のお楽しみ ” に
しといてください
なんで
こんなクイズをしたかというと
現在の
子どもたちは
ランキングに支配されている
ランキングに左右される
順位を気にする
子どもが
“ 非常に多い ”
ということを
伝えたかったから
特に
点数をつけられない競争の
順位付けを
大人に求め
自分の順位を確認して
安心して
落ちつくのだという
もう一方で
その順位によって
熱が冷めたり
終息することもあるという
おらが
感じたことは
この順位付けを求める行為が
日本の子どもたちの
自己肯定感の低さに
つながっているんじゃないか
っていうこと
下のグラフは
平成20年度に
都立公立小
中学校
都立高等学校
“ 各10校 ” を対象に
東京都が
実施した
『自尊感情や自己肯定感に関する意識調査』
『Q.私にはよいところがあります』
青:どちらかというと思わない
赤:思わない
『Q.自分のことが好きだ』
青:どちらかというと思わない
赤:思わない
なんとも
悲しい現実
それゆえに
グラフにして
メモっておいたもの
自分の
子育てを
振り返って
兄弟や
他の子との比較
悪ふざけによる
順位付けで
子どもたちを
傷つけてきたんじゃないかって・・・
へこんだ
深作先生は
授業で
生徒(大学生)に
「君たちは大人ですか?子供ですか?」という
質問をぶつけるという
2001年では
どちらも50%
2009年では
90%の生徒が
“ 子供 ”
という回答をしたとのこと
その理由は
“ 経済的自立ができていない ” からだという
このことは
精神的な自立
精神的な余裕が
少なくなっていることを
示唆していると思う
学校でも
家庭でも
“ 詰め込まれ過ぎ ”なのかも
制約と過剰に
縛られ過ぎなのかもしれない
もっと
ボーーーっとする時間を
あえて
作らないといけないのかもしれない
さて
最初のクイズの
答えは
第5位
“ 夫(おっと) ”
モノだって
言ってるのに
ヒトが入ってきたそうです
第4位
ゲーム
これはだいぶ前の調査
今だったら
1位になってたと思う
第3位
遊び友達
これもヒト
第2位
テレビ
これは不動
第1位
マンガ
マンガ テレビ ゲームは
不動のトップ3
ほんとに
“ 外での遊び ”
特に
“ 群れ遊び ” がなくなっている
おらたちが
小学校の時は
遊びを通して
社会生活を身に着けていた
深作先生も
ケンカして
仲直りして
その繰り返しによって
落とし所を見つけていく
妥協を身につけて
相手の気持ちを
理解していくとのこと
おら個人的には
小学校の
高学年あたりから
多少の
“ 理不尽な経験 ” を
積んでいかないと
心が折れやすい
子供たちが
増えるんじゃないかって思う
子供たちが
増えるんじゃないかって思う
心を鍛える
“ 群れ遊びルネッサンス ”
ちょっと
やってみようかなぁ