青森銀行は
昭和42年から
隔年で作成し
今回で
22回目となる
「平成21年版青森県民力」を
刊行した
「民力」とは
日本赤十字社が
運営資金募集の
目安にするために
各種統計資料の
都道府県別の
千分費を算出し
それを総合化した
指数につけた名称
一口で
説明すると
生産
消費
文化など
国民あるいは
県民が持つ
エネルギーを
総合的にとらえ
それを
地域別にみたもの
「基本指数」では
11位
総生産額と
地方税収額が
低くなっている
農林水産業の生産額
製造業出荷額などの
指標から
構成される
「産業活動指数」では
10位
昨日の
ブログで書いた
㈱日本マイクロニクスを
代表とする
製造業が
健闘していると見える
商店数や商品販売額
預貯金残高などの
指標から
構成される
「消費者指数」では
11位
隣接する
弘前市までは
あっという間の距離
完全に商圏
ということで
市内での
消費が小さいとみえる
教育費やスポーツ施設数
総医師数などの
指標から
構成される
「文化指数」では
9位
福祉施設が
充実していることや
衛星放送の
契約数が多いことの
ポイントが高い
平成16年の
“倉石村”の
“五戸町”への
編入合併で始まった
青森県内での
「平成の大合併」
その大合併で
15番目の合併で
“平川市”となった
青森県では
“10番目の市”になった
“平成18年1月1日”のこと
その後の合併は
新“弘前市”と
“おいらせ町”と続き
計17回の
市町村合併が行われ
青森県の
市町村数は
40になった
原燃施設を抱える
“六ケ所村”と“東通村”の
勢いには
太刀打ちは難しい
今回の
“平川市”の
結果を
どう受け止めたらいいのか
正直
複雑な気持ちだ
ただ
個人的には
前向きにとらえたい
青森県内の新聞社から
関連記事を引用しておく
青森銀行がまとめた「2009年版青森県民力」で、県内40市町村の人口、生産、消費、文化などの民力を示す総合指数は、青森市が219.2で1位と なった。2位は八戸市、3位は弘前市で、上位3市は前回07年調査と同じ。総合指数を人口で割った住民1人当たり民力指数は、原子力関連の大型投資が進む 六ケ所村が1位、東通村が2位だった。
県民力トップは青森市、八戸市2位 〔デーリー東北新聞社〕
青森銀行は25日、青森県内の市町村を経済力や消費動向などで比較した「2009年版青森県民力」をまとめた。総合指数は、前回(07年)と変わらず青森 市がトップ。八戸市は2位だった。過去5年間での成長力指数は、東通村が1位、六ケ所村が2位と、エネルギー関連施設の立地地域が群を抜いて高かった。
県民力は、市町村別の経済力や消費力、文化面の動きを総合的にとらえ、地域の経済構造を明らかにするのが狙い。人口や製造品出荷額、ブロードバンド契約数など25の指標を基に算定している。
総合指数は、青森市が219・2でトップ。八戸市が185・5、弘前市が143・8と続いた。最下位は西目屋村の1・4。同行は「中核の3市とほかの市町村で格差が拡大している」と分析している。
町村部では六ケ所村が唯一、10位以内にランクイン。おいらせ町が12位、東北町が13位だった。
消費指数だけでみると、大型ショッピングセンター(SC)があるおいらせ町が10位に入った。
また消費指数が前回と比べ上昇幅が最も大きかったのは十和田市。SCの売り場面積が拡大したためとみられる。
一方、23市町村は前回より消費指数が落ちた。前回下落した4市町から大幅に増えた。他地域への消費流出傾向や、消費の低迷がみられた。
産業活動指数では、地域に基幹産業がある市町村や、産業構造にバランスがとれている地域が上位を占める傾向があった。
1人当たりの民力指数では、六ケ所村が7回連続で1位。次いで東通村、西目屋村、弘前市、八戸市、十和田市、新郷村の順だった。西目屋村と新郷村は人口減少の影響で、1人当たりの民力が高くなった。
人口や事業所数、地方税収入額など6項目の指標が5年間でどう変化したかをみる成長力指数は、1位の東通村、2位の六ケ所村に次いで人口が増加したおいらせ町が3位。
このほか産業のバランスがとれている六戸町、大間原発を建設中の大間町など、10位以内に県南の7市町村が入った。
市町村の「県民力」発表/青銀 〔陸奥新報〕
青森銀行は25日、県内市町村の主要統計を指数化した「2009年版青森県民力」を発表した。エネルギー関連事業の影響で六ケ所村、東通村が前回 (07年版)に比べて高い伸びを示し、核となる産業を持つところとそれ以外の市町村の格差拡大がうかがわれた。同行のシンクタンクの青森地域研究所は「順 位よりも各市町村ごとの強み、弱みを分析し、今後の発展につなげてほしい」と述べた。
青森県民力は青森銀行が隔年でまとめている。基本、産業活動、消費文化の4指数(25指標)を設定、市町村別の統計を基に、各指標の県合計を1000とし、各市町村の千分比を算出して求めた。
総合指数は青森市が219・2でトップ。次いで八戸市185・5、弘前市が143・8、十和田市が50・0と続く。上位4市は個別の4指数別にみても、同じ順位だった。
09年版の特徴は六ケ所村が前回の12位からトップ10入りし、東通村が30位から22位と大幅上昇したこと。両村は基本指数を基にした過去5年の「成 長力」(県全体の変化基準を100とする)でも、東通村が186・5でトップ、六ケ所村が159・1で2位となった。六ケ所村は総生産、地方税収入の指標 が県内4位に上昇、東通村は地方税収入額が8位で伸び率では県内トップとなるなど、ともにエネルギー関連事業が大きく影響した。
各指標別にみると、産業活動指数の農業算出額では弘前市が133・0で1位となり、2位はつがる市の71・2。製造品出荷額等では八戸市が354・8でトップ、弘前市は105・6で3位で、2位には六ケ所村が200・1で食い込んだ。
消費指数は年間商品販売額、課税対象所得額など6指標すべてで青森市が1位。1~9位を市部が占め、10位にはおいらせ町が入った。十和田市や弘前市、 おいらせ町、平川市などは商店数や売り場面積が増加し、前回に比べて上昇したが、一方で他地域へ消費が流出し、指数が低下する市町村も目立った。
文化指数は10位までを市部が占め、青森市200・1、八戸市157・4、弘前市153・2の順。五所川原市は5位、つがる市が8位、平川市が9位、黒石市が10位だった。