Search

2012年11月10日土曜日

平成24年度 第48回青森県PTA研究大会 むつ大会 1日目

昨年は黒石・平川大会ということでホスト側として運営した。
8市に平川市とつがる市を加えた8会場での輪番制となっているPTA研究大会。
今年はむつ市を中心とする下北PTAが担当。

ということで副会長と一泊二日の二人旅。
今回の県大会は基調講演の講師が元横浜市長の中田宏さんということもあって興味があった。
中田さんの著書は何冊か読んでいた。
行政としての教育改革の手腕は周知のとおりだが、どうも家庭教育のイメージがない。
どんな話をするのか聴きたくなった。

碇ヶ関からむつ市まで約170km。
車で3時間半はかかるだろうと読んでいた。
自宅を出発して高速を通ってむつ市まで。
野辺地まで1時間30分。
そこから1時間でむつ市に到着した。
予定より1時間も早く到着(笑)

むつ市へ来るのは今回で4度目。
最近では、2年前と3年前。
いずれも仕事で。
自分で運転してきたことは1度もない(笑)。

まずは『ボン・サーブ』でソフトクリームを。
ここでソフトを食べるのは2回目。
濃密でわずかなヨーグルトの風味を感じるソフト。
ソフト好きなオラのランキングでは堂々ベスト3に入る。


そしてランチ。
地元の人気店、大湊駅そばの『あらそば』。

ほとんどの人が頼んでいる「みそラーメン(¥750)」

今回の旅の目的はふたつ。
ひとつは中田さんの基調講演。
ふたつめは美味しいものを食べて美味しいお酒を飲むこと。
そのための情報収集は済ませてきた。

お腹を満たしたので、そろそろ頭を…
会場の下北文化会館に到着。


13:30 4会場に分かれて分科会がスタート
碇ヶ関小学校チームは第1分科会の「組織・運営」に参加。


どこの小学校も「強制・義務・負担」のマイナスのスパイラルで苦戦しているようだ。

この分科会で感じたことは、今PTA必要なことは『楽しさ』と『ゆるさ』だ。
「楽しさ」と「ゆるさ」は参加へのモチベーションにつながり、そして継続につながる。
PTAを「コドモのため」だけではなくて「オトナのため」へと考え方をシフトしてみることが必要だ。

強制ではなくて自発的に
義務ではなくて自由に
負担ではなくて自然に

これが分科会でのオラが感じたまとめ

さて、夜の部。
今日の宿は『むつパークホテル』。
ここに泊まるのは2回目。
ここは立地が良いのが魅力。

まずは、友人に教えてもらった『かも川』へ。
店のお姉さんに聴いたおススメをオーダー。

刺身の盛り合わせ

松穂のしゃぶしゃぶ

締めは新潟の“へぎそば”

どれも美味かった。
2軒目はカロリー消費のためにダーツバー『DUNK』へ。

ラストは『CLUB the CLUB』という飲み屋さん。

どこも良心的な店で楽しかった。
むつの人は言葉がきれいだ。
津軽弁でも南部弁でもない、たぶん下北弁でもない標準語に近いきれいなイントネーションが印象的だった。

ホテルに着いたのは0時ちょっと前。
そのままベッドで寝てしまった。

むつ市、2日目。
快晴の朝。

朝食を食べて、さっそく会場へ。

今日は元横浜市長の中田さんの基調講演のみ。
その前に、会場内に設けられたPTA広報誌コンクールを見て回った。
これは参考になった。
PTAの特色が濃く反映されている。

 開会行事スタート


いよいよ、中田さんの基調講演。
写真撮影は禁止。

講演内容をメモ
就学前に躾を社会化として義務付けるという政策
教育とはなんのためにするのか?
それはチャンス、可能性を広げるため。
総体としての教育とは、大人になるために、自分で考え、自分で判断し、自らが責任を自覚することである。
それば自立ということに集約される。
自立は日本全体のテーマ
子供の目を輝かせる。
そのためには大人(親)の目が輝いてなきゃならない。
自分ができることはなにかを伝える
キーワードは尊厳。

青森県PTA会員は10万8230人いるとのこと。
おそらく、この会場に集まった人々は自発的で自由で自然な感情で来た人たちだと思う。
そういう空気が漂っている。

ただの楽しい旅行でも問題なし。
その空気を感じるだけでも刺激的で負けず嫌い魂に火が付く。
でも、キーワードは『ゆるさ』だ。
気張らずにじっくり時間をかけて進まないと。

『善きことは、カタツムリの速度で動く』

大会の終わりと同時に“ガンジー”の言葉を思い出した。

むつ市最後の晩餐はイタリアン。
地元に愛されている『スパゲティー・ピザハウス あかさたな

楽しく学べた2日間。
共に行動した友に感謝。