NPOぴーぷるの清野代表から借りた1冊。
共感を共有したいのでメモとしてアップ!
『やりたいことがないヤツは社会起業家になれ』 山本 繁 著
山本繁
メディアファクトリー
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自分にやりたいことがないんだったら、人のために生きればいい
やりたいことがない人は人の役に立てばいい。
青森中央学院大学の生徒にこの本を紹介したい。
一生のうちで自分のためだけに使える時間は実は短いんじゃないか・・・
社会起業家を簡単に言うと、「社会を変えるを仕事にする」人。
社会変革の担い手、チェンジメーカーとして社会の課題を事業によって解決する人。
通常の起業家は、典型的には儲けと自分にどの程度報酬があったかでその実績を計るのに対して、社会起業家は、社会にどれだけの強い効果を与えたかを成功の尺度にしている。
社会企業は、一定の組織、事業規模、収入源を確立し、安定的な運営をする事業を行うことで持続的なサービスの提供を目指している。
寄付金や助成金に頼らずに、事業による収入により運営できることが望ましい。
ボランティアや、寄付や助成金に頼ると、善意が打ち切られた時に、たちまち活動が立ち行かなくなってしまう。
人の気持ちに依存することは事業としては不安定極まりない。
だから、継続的な活動をするためには、その活動による事業収入でちゃんと運営できることが、最も安定的だという考え方。
社会起業における最初のステップは次の3つ
1 まずニーズを調べる
2 次にサービスを考える
3 そしてビジネスモデルを組む
事業が継続することでノウハウの蓄積が生まれ、教育的カリキュラムが充実していく。単独で事業が成り立つからこそ、スケールアウト、つまり規模を拡大していくこともできるようになる。
ニーズがあって社会的に意義がある事業の場合、ボランティアによる自主運営という選択肢もある。NPOの役割の1つは、コミュティづくりでもある。
日本で成功している社会起業のビジネスモデルは、ほとんどが「同じ人に、同じものを、何度も買ってもらう」である。これが一番儲かる堅牢なビジネスモデル。
根本的な解決を目指す社会起業のことを、川上戦略という。
社会起業家は、社会問題におけるニーズの代理人。
やりたいことがない人は、他人のニーズに耳を傾け、自己実現よりも共感を大切にすることができるから、社会起業家に向いている。
自分史を振り返る。ゆっくりと時間をかけて思い出してみよう。
今までどんなことで褒められたか。
今までどんなことで感謝されたか。
今までどんなことが嬉しかったか。
次にこんなことを考えてみてほしい。あなたが忘れていた本当に好きだったことが思い出せるかもしれない。
自分の長所はどこか。
小学生の頃に好きだったことは何か。
なんでもいいから連想して、自分を振り返ってみる。
自分の中のキーワードがいくつか浮かび上がってくるはず。
上記の経験が個性につながっていることが多い。
今は過去とつながっている。未来へのヒントは過去にあると思う。
すべての仕事は、「誰か」を「何か」で「笑顔」にすること
ラッキーの仕組みを作る
<読後感>
幸せのハードルが低い
つまり、達成感を感じやすい体質らしい
さて…自分にとって三大欲求(食欲、睡眠欲、性欲)以外の満たしとは・・・