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2009年2月28日土曜日

第4回 津軽地域づくり研究会

おらは欠席でした。

女性の農業(葛西会長)
・中泊の佐藤イネコさんの取り組み説明

≪会員の調査報告≫ : 配布資料に基づく
1.稲藁焼き

〔弘前市中沢〕
・研究目標として、各市町村に稲わら焼きの(農業者用)相談(コーディネート)窓口設置を提案。
・研究内容は、
①コーディネートに対応できるよう具体的稲わら有効活用方法を探る。
②稲わら運搬収集業者の可能性と育成
③稲わら焼き防止条例整備の可能性
④稲わら焼きによる環境調査

〔五所川原小田桐〕
・独自アンケートについて報告


2.女性の農業
〔町村会吉村〕
・資料説明
・先進事例(起業、産直、県の攻めの農業、ビックウーマンの取り組み、女性リーダー)
・農協婦人部の活動

3.農業法人
〔町村会土岐〕
・資料説明
・青森県内農業法人の数(h19)198団体
・売る側の企業も農業に参入

4.ネットで農水産品販売
〔弘前市田中〕
・ネット販売とアグリツーリズム(観光)との融合
・アグリツーリズムとネット販売を希望する農漁業者を募集・選定
・WEB会社と観光業者との協力(行政は、連携WEB会社への給与支払い、講習の講師謝礼などの初期投資の負担)
・自治体HPや各自治体が首都圏で行うイベントでの宣伝
・道の駅のインターネット販売の失敗から(観光、季節の移り変わりなど、客が見て関心の持てる内容が必要)

〔町村会加賀谷〕
・達者村南部町(高校生農家民泊)

〔丹野先生〕
・今年は、雹被害りんごのインターネット販売はどうやって売った?
・りんご以外の農産物を売ればどうか?

5.その他
〔弘前市吹田〕
・弘前感交劇場について報告(具体的には決まっていない)

〔鶴田町工藤〕
・道の駅「あるじゃ」の農家女性の取り組み
・売り上げ1億以上
・小規模な形から初めて、ネット販売へとつなげるほうが良い?
・農業は「おもしろい」を発信すべき
・農業大学講座(鶴田)
・アグリ(農業情報誌)12月号に記事掲載

【研究テーマについて】
(会員一人一人に意見を発表してもらった結果)今後の研究テーマを、稲わら焼き防止の研究とする。
※今回選ばれなかった「女性の農業」「農業法人」「インターネット販売」についても、今後の継続課題とし「稲わら焼き防止の研究」に関連付けして取り組んでいくこととする。

【次回研究会内容について】
次回は、稲わらの有効活用を進めている農業者を招いて意見交換会とする。

・次回研究会開催日時については、ゲストの農業者の都合に合わせ開催とするため、後日決定次第通知する。
・ゲストの選定は、事務局で交渉する。
(交渉が難航する場合も考えられるので、あくまでも予定です。)

2009年2月2日月曜日

「奇跡のリンゴ」木村秋則さんの講演会

昨日は午後から休んで
「奇跡のりんご」の著者で無農薬リンゴを
実現させた木村秋則さんの講演会に行って来た。

場所は、弘前市乳井地区の公民館。


NHKの「プロフェッショナル」っていう番組で一躍「時の人」となった木村さん。

人なつっこい印象と実体験に基づく深い言葉、
話し手と聞き手との間に距離を感じさせない語り方。
時折、クイズを出しながら聴き手とキャッチボール。

講演の構成の仕方も巧妙だ。
実に巧みだ。


集まった人たちはみんな木村さんに惹きつけられ、
「食」ということを考えさせられ、
木村さんの言葉が心に響いたことだろう。
もちろん、おらもその一人。


講演終了後、木村さんと名刺交換。
「いづでも電話っこかげでいれば遊びに来ればいいね」だど。
ファンが多いはずだ。

著書「奇跡のリンゴ」にもちゃっかりサインをもらった。


帰り際、弘前にあるフレンチレストラン「山崎(やまざき)」が
木村さんのリンゴを使って作った「かりんとう」の販売をしてたので買ってきた。

かりんとう好きのおらも我が家でも大好評^^

2009年2月1日日曜日

津軽地域活性化応援事業ワークショップ

a.m.10:20からの講演に合わせて、津軽地域づくり研究会の仲間と会場である平川市の「さるか荘」で待ち合わせ。

ぴーぷるからも3人来ててびっくり。
偶然の出会い。
縁を感じる。


基調講演 「地域活性化と公共交通」 
講師 弘前大学教育学部 副学部長 北原 啓司

ポイントをメモりました。

1 「あづましい弘南電鉄」
  電車、駅舎、駅員、客
  すべてにおいて“あづましい”がキーワード。

2 「弘南電鉄とつなげよう」
  ・自転車・商店街・温泉
  ・酔っ払いと繋げる。←これはグループワークでも出ましたね。
  ・弘南バスと繋げる。

3 「道の駅に学ぶ」
 情報発信基地として発展を遂げる道の駅を参考にして
 あるべき駅(駅舎)の姿をもう一度考え直す。

4 「弘南電鉄に参加する」
 今回の高校生のように色々な形で参加することでよりよい
 関係性を構築していこう。

午後は、グループに分かれてグループワーク。

北原先生、社教センター菅原さん、深浦町の古川さん、斉藤さんと名刺交換した。

2009年1月24日土曜日

第3回津軽地域づくり研究会

1.日時 平成21年1月24日(土)13時30分

2.場所 弘前大学総合教育棟213号

3.出席者
・市町村職員 11人
・県町村会 3人
・大学関係者 

4.内容
(1)韓国の雪祭りフォーラムの報告について(檜槇先生)

(2)基本理念の確認について
・賛同する者を入れても良いと文言化する。
・研究範囲は、津軽地区に限定して研究する。
(3)構想(案)の説明
①女性の農業について(弘前市:中澤)
1)農業における女性の身分について
2)女性が参入できる農業(所得の安定)を実現できたら若者の取り込みも期待できる
3)女性だからできるサイドビジネスの確立

≪意見≫
・特になし

②稲ワラ焼きについて(平川市:齊藤)
1)平川市での取り組みと提案(第3回資料)
2)県の取り組みは(県全体で稲作面積の3%の面積で焼却している)
3)健康被害(空気中の有害物質)調査はしていない(2004年、秋田大医で調査実績)
4)条例化の可能性(秋田県、新潟県で実施)
5)北海道で意識調査の事例

≪意見≫
・やめられない理由は何か?(高齢化、収集する作業ができない)
・稲わら焼きマップ作成などはどうか
・県で発表している3%の数値は、特定地域を抽出して概算で出したもの

③農業法人について(深浦町:五十嵐)
1)津軽地域の遊休農地を集め、大規模農業法人設立の可能性を探る
2)農業法人の普及状況調査と既存制度の問題点の洗い出し
3)モデル会社の運営と経営シュミレーション

≪意見≫
・中泊町では建設業がトマトの栽培に取り組んでいる(正社員2、非社員2)
・農業高校を卒業しても農業をやる若者は少ない?

④食と農と観光の発展について(弘前市:田中)
1)複数の農漁業者により、農産物と海産物、加工品をサイトで発信
2)体験型のグリーンツーリズム(農家民泊)
3)顔の見える安全安心の“食”の提供

≪意見≫
・安易に農に頼ると失敗する(アンデス電気のように・・・)
・楽天市場との違いを明らかにした方が良いのでは
・信用信頼を得られる工夫が必要
・道の駅によるネット販売は失敗に終わっている

(4)次回開催日等:平成21年2月28日(土)午後1時  弘大教育総合棟213号

・内容:各自調べた資料発表とテーマ絞り込み、研究内容(スケジュールなど)を決定する。

※次回までに各自(提案者以外が)興味のあるテーマについて資料を揃えて、事務局まで提出すること

須々田哲四朗展

平川市文化センターにおいて当市出身の画家「須々田哲四朗展」が開催されました。

昨年、黒石市のふるさと研究会に講師で呼ばれた時に出席していた、白鳳堂(平川市)の藤川恭子から「地元で開催される個展なのでぜひ遊びに来てください」と誘いを受けてたので、家族で行ってきました。
藤川さんは、「平川市には芸術が全然足りない」と言ってたのが強くおらの心に引っ掛かっています。

須々田さんの絵の第一印象は「原色の迫力」でした。

須々田さんのプロフィールと歴史が書いてあるプラカードを見てて、印象に残った言葉は、「音の出る絵を描きたかった」 です。

たしかに、見ていると南米のドラムの音が響いてきそうな感じを受けました。

芸術には疎いんですが、生(なま)っていいですね。

感動しました。


陸奥新報に記事があったので引用します。

故郷で初の個展―平川出身の故須々田さん 色彩豊かな52点

  1960―80年代に20年以上にわたってブラジルに居住し、抽象画を中心に世に作品を送り続けた平川市出身の油彩画家、故・須々田哲四郎さん (1925―2007年)の同市で初めての開催となる個展「須々田哲四郎の世界」(市教委主催)が21日、光城2丁目の市文化センター2階で始まった。入 場無料、会期は25日まで。

 須々田さんは旧平賀町生まれ。若いころに画業を志し、黒石市での個展初開催などを経て、61年にブラジルに渡航した。現地の女性と結婚し精力的制作に励み、妻との死別を契機に82年に帰国。この間に当地の各展で入賞し、70年には、国際造形美術家連盟の会員に推された。
 帰青後は黒石市を拠点に活動を続け、07年12月に82歳で亡くなる直前まで創作意欲を燃やし続けた。
 今回展示したのは、帰国後から描かれたものを中心に52点。赤、黄などのさまざまな原色がはじけ躍動する「オーケストラ」などの抽象画や、最晩年に描か れた「浄仙寺」などの風景画、持ち前の色彩感覚を和のテイストに注いだ「夜そぞろ」といった作品が並ぶ。ほかに、平川市民が所蔵していた貴重な初期作 「魚」。
 生前の須々田さんと10数年来の交流があった白鳳堂(平川市)の藤川恭子さんは「ブラジルでは須々田さんの抽象画は、東洋的な色使いが評価されていたよ うだ。風景画にも抽象画で培った感性が生かされている」と解説し「生まれ故郷での個展の開催に、本人も喜んでいるのでは」と語った。

2008年12月20日土曜日

第2回津軽地域づくり研究協議内容

日時:12月20日(土曜日)13時半から

場所:弘前大学総合教育棟2階 213講義室

内容:

1 班毎に研究テーマを検討・抜粋

2 構想案発表

3 構想案作成

4 意見交換

5 まとめ(会長から)

6 今後の進め方について(会長・事務局)

2008年12月11日木曜日

絆で結ぶ地域がつながるシンポジウム



下北の神さんからのお誘いで五所川原のプラザマリュウまでやってきました。

シンポジウムの内容はこんな感じ。




1.西北地域県民局長 藤本正雄より開会のあいさつ
・12/10県の基本計画が県議会で承認された。
・2か年の県単事業で、基本計画に沿ったなりわいづくりの具体化の基礎となるものは 「つながり」であることから、この事業をスタート。

2.基調報告 「西北地域の現状と課題、今後の方向性」
講師:㈱日本政策投資銀行 地域振興部課長 大西 達也 氏

課題と可能性を議論し、共通理解を図るため自治体や民間団体からの要請で「地域づくり健康診断」を実施している。
過去に21件の実績(自治体14、民間7)があり、主に西日本が多く、東北6県では今回が初めての実施となった。

★以下、ポイントを列挙する。
(1)所属する銀行内に地域づくり診断チームがあり、データ分析と地元住民からのヒアリングで作成している。
(2)分析手法は
①足もとからの分析
②広域からの分析
③詳細データからの分析
④過去からの分析⑤上空からの分析

<五所川原都市圏のおもな特徴> 
①八戸都市圏35万人
②青森都市圏34万人
③弘前都市圏32万人
④五所川原都市圏
・20~40歳の働き盛りが少なく、60歳以上が多い。
・地元定着度 
①弘前都市圏
②五所川原都市圏
③青森都市圏
④八戸都市圏
・高卒の県外就職率50%を超えている。
・雇用による転出超過が顕著である。
・20年間で1次産業が半減した。また建設業は5年間で半減した。
・立ちねぷたの成功により、観光客は急激に増加したが、ほとんどが日帰り客である。

<課題>
①雇用の受け皿づくり
(若者が定着しないと将来のビジョンが描けない)
②駅前地区の再生
(駅は人をつなぐ場所、空洞化を解消)
③地域資源の活用
(地物を出す場所づくり、急激に観光地になったから地元の住民が観光客の受け入れ方がわからない)
   ④新幹線対策
(函館まで伸びるまでに、観光客をつかまないと素通りされる)

<対処法>
①新産業創出による定住促進
②1次産業+地域総合力
(加工・販売方法の工夫)
③地場産業を支える人材づくり
(元気な女性の活用、人がつなぐ観光)
④住民参加
(まちづくりに関わるきっかけを作る。
イベントは金の切れ目が縁の切れ目になる可能性が大きいからダメ、若者がワイワイできる場所づくり)
⑤新幹線対策
(広域連携じゃないと勝てない、八戸から失敗と成功を学ぶ)

<感想>
講師の大西氏は、仕事柄、全国のみならず世界中を飛び回って、地域づくり活動を普及するとともに、地域の情報をデータベース化している。
まずは、地域のことを十分に理解して、分析することが重要であると感じた。
その際も、直接現場に行って五感で感じることが必要であると強く感じた。
五所川原都市圏の課題は、津軽全域に共通していると思うので、当市においても当てはめることができるのではないかと思う。

3.事例発表「つながる絆パーティの取組」
発表者:つながる絆パーティー 幹事 北澤 由美子 氏
(1)県の委託事業をNPO推進青森会議が受託して立ち上げた。
(2)西北地域を選んだのは、豊富な地域資源と立ちねぷたや津軽鉄道サポーターズクラブ、太宰など元気な人・まちづくり団体が多いからである。
(3)現在、3つのプロジェクトを検討している。
①津鉄沿線地域資源活用プロジェクト
②五所川原駅前販売プロジェクト
③農産物加工販売プロジェクト
(4)津鉄沿線地域資源活用プロジェクトにおいては、
新たなお土産品づくりとして、ひばを使った箸・ランプシェード、干しもちを使った携帯ストラップ、津鉄版画カレンダーを作成。
<感想>
人数が適当なのか、メンバーの意識が高いのか、サポートするNPOが上手いのか、要因は様々あると思うが、半年間でお土産品の試作づくりまで進んでいるので、非常にフットワークが軽く、スピード感がある。

4.意見交換「西北地域におけるものづくりの可能性」
  参加者
大西達也(日本政策投資銀行)
大谷正樹(ヤフーバリューインサイト)
後藤康孝(青森職業能力開発短期大学)
三上亨(NPO青森推進会議)
進行役 小山内豊彦(県企画政策部参事)
①本物を目指さないと人はこない。
②本物が日常(当たり前)すぎて、気づいていない。
(価値を評価していない)
③産業プレーヤーのノウハウを集めて、つなげて付加価値を高める。
④田舎こそ、時間、コスト、距離をゼロにしたインターネットを活用するべきだ。
⑤「○○ + 観光」の○○に「平川市」や「白岩」、「蔵」、「関所」などのキーワードを入れてヒット数で比較するのも有効だ。(ほとんどの旅行者は旅情報を調べるときは、最初にインターネットで調べるから)
⑥この商品を10万円で売るにはどうしたらいいか?を考える。
⑦ビジネスプランを作れない事業者が多い。
アイディアだけでは勝負にならない。
最終的に誰が対価を払うのか、を考えなくてはいけない。
⑧中国のオークションがとても活気がある。ほとんど日本の物を探している。
⑨いろいろな会社から集まってもらって、リンゴもぎロボットとエコ電気自動車を開発している。
今は会社の枠を超えて仲間になっている。ものづくりを通じて絆ができた。
<感想>
モノづくりに対する視点、角度、幅、深さ、などなど、非常にスケールが大きく、刺激的なディスカッションであった。
このシンポジウムを通じて、地域振興とは「人」、「モノ」、「カネ」、「情報」をつなげていくことなのではないかと感じた。

2008年12月1日月曜日

今日から師走

今日から12月ですね~

今年も残すところあと30日。
あっという間でしたね・・・

昨日は職場の忘年会があって、その他今月は2回ほど忘年会がある予定。
来週は平賀ドームで7人制のフットサル大会が始まったりと、プライベートは楽しいことがありますね。

あぁーそうだ、年賀状も作らないと・・・

仕事では、来年度の新しい事業を検討したいですね。
今年は年男〔としおとこ〕だったので、自分の年齢を認識させられた年でした。

そろそろ来年の手帳への移行作業も進めないといけませんね。

2008年の目標は決めたので、それを踏まえつつ2008年の『手帳STYLE』を完成させていくこととしましょう!

2008年11月29日土曜日

第1回津軽地域づくり研究会〔設立総会〕

今年の7月に(仮称)津軽地域づくり研究会として、数回の代表者会議を重ね「津軽地域づくり研究会」はようやく産声をあげることができた。

本日、その設立総会を開催した。

★設立総会の報告について
日時:平成20年度11月29日(土)14時から14時40分
場所:弘前大学総合教育棟101講義室


参加者:市町村職員 18人
    県職員    1人
    県町村会   3人
    大学関係者  5人

1 「津軽地域づくり研究会」を名称とする。
2 規約を議案のとおりとする。
3 役員について
  会 長 葛西貢造
  副会長 工藤峰靖
      石澤雅人
  監 事 齊藤望
      五十嵐航
  幹 事 各市町村の代表者会議メンバー
  事務局 弘前市職員


★第1回 津軽地域づくり研究会会議まとめ
日時:平成20年度11月29日(土)14時50分から17時
場所:弘前大学総合教育棟101講義室

【確認事項】
1 津軽地域づくり研究会は、月1回の開催とする。
2 次回開催を、12月20日午後とする。
3 平成20~21年度年会費は、2,000円。徴収方法については事務局で示す。
4 会費は、会員が研究会に参加した時点で事務局が徴収する。
5 平成20年度設立から21年度の研究テーマを「食と農」とする。
6 平成22年2月研究成果発表会(H21年11月中間報告会)を開催する。
7 月1回の経過報告を事務局まで提出。
8 平成22年3月年間振り返り反省会(評価、みなおし)を行う。
9 平成22年2月会員アンケートを実施する。
10 研究テーマの協議まとめについては別紙参照

【参考】
≪アンケートの要約≫
1.農業人口の減少、後継者不足、高齢化→企業の参入
2.自給自足におけるコメ作り、野菜作りの必要性
3.地域住民との協働による地域おこし
  ⇒地域の活力、元気、コミュニティ(合併に有意義)
4.五感(視覚、聴覚、触角、味覚、嗅覚)で感じる津軽の「食農環康」
  ⇒故郷の臭い、安心、元気の源
5.津軽のりんごの多面的活用に向けた方策に関する研究
6.津軽の農林水産物を使った名物(料理、土産品)に関する研究
7.一次産業は青森県の地域の特色であり、経済と文化の根幹を成すものである。
8.新幹線新青森駅の開業を控えて、体験志向の観光にとっても大きな価値がある。
9.津軽の農産物を全国の食糧の発信基地にする。
10.「観光滞在型農業体験」を充実させて、脱都会化を目指す受け皿にする。

終了後は、会場を弘大から西弘に移して懇談会。


<おらのひらめき>

生産者と消費者。
2つの視点から考察してみる。

生産者をブランドにすることで、作物はブランドになるのでは?という仮説。
EX.木村秋則さん

リンゴの剪定士なんかも津軽特有のブランドになりえるのでは。
平川市でいえば、尾上地域の造園技術、植栽技術。

観光ガイドは訪れた人を仲間にしてくれる。
観光ガイドは観光地ではなく、自分を売り込むべき。
そうすることで、仲間意識が芽生え、仲間になる。
観光客はそのまちを深く広く伝えてくれる。
津軽観光カリスマの養成。


陸奥新報の掲載記事を引用します。

弘大教員と自治体職員らが「津軽地域づくり研究会」設立

 弘前大学教員や津軽地域の自治体職員らで地域づくりについて考えようと「津軽地域づくり研究会」が発足、29日に弘前大学で設立総会と第一回の研究会が開かれた。
 同会は市町村が自立した地域づくりを進めるため、弘大を拠点に弘大教職員や学生、自治体職員らが政策を研究することで自治体職員の資質向上を図るとともに、津軽地域の活性化に役立てるのが目的。
 設立総会には弘大大学院地域社会研究科教員や県町村会、津軽地域の自治体職員ら約30人が出席。名称や規約を原案通り承認し、会長にはつがる市教育委員 会生涯学習課の葛西貢造副参事を選任した。葛西会長は「津軽地域の活性化のため、研究会の成果を地域に伝えていきたい」と決意を述べた。
 続いて開かれた第一回の研究会では「食と農」をテーマに、出席者が農業後継者問題、食育、雇用対策など地域の問題点について活発に情報交換した。
 研究会は月一回開く予定で、年度末に研究の成果をまとめる予定。

2008年11月28日金曜日

黒石市ふるさと研究会の講師してきた

黒石市の「ふるさと研究会」略して「ふる研」の講師の
依頼が下北の神さんからあって、おらでよければ、
ということで講師を快諾。

場所は百人劇場 蔵

時間は19時から。

講義終了後、お酒も入るということで、その日は同僚に
職場まで送ってもらって、職場から会場までは神さんが
乗せてってくれた。



出席者は錚々たるメンバーだ。
さすがに緊張。



8人 50歳オーバーの大ベテラン ♂7 ♀1
須藤さん(観光協会会長) 
中村宏順さん(カメラ屋)
工藤輪生さん(AC黒石監督)
藤川恭子さん(古美術商)
大溝雅昭さん(市議会議員)
神直文さん(県職員)
中田さん

おらが選んだテーマは「地域づくり今昔物語」

20年前の地域おこしブームと現在とを比較したもの。

講義終了後は、各メンバーから自己紹介と講義に対する
感想と質問。


お酒の席で皆さんと歓談。

その中で響いたことをメモ。

なにしろお酒が入ってるので正確ではないかも。

★人を育てるにはやらせてみること。
ちっちゃいことを委託事業としてやらせて、達成感と自信をあたえる。

★文化とか芸術とか、みなさんがアートを忘れている。
文化とか芸術は心を育てる。

★「6色ハット」発想法
会議の参加者に同じ方法で考えさせることを目的としたメソッド。
・黄=プラス思考。肯定的意見。「利点は何か?」
・黒=リスク、懸念、否定的意見・反対意見。「何が失敗しそうか?」
・緑=新しいアイディア、代替案
・白=客観的事実、データ
・赤=感情、好き嫌い、直感。
・青=思考プロセスのコントロール、結果をまとめる

★★★ひらめいたこと★★★

最初の人が次の人を紹介する他己紹介って面白いと思った。


初対面同士では難しいけど、何回か会ってる仲間だと
結構深いい話なんかも飛び出したりして面白い紹介になると思った。


場の雰囲気も和むかもね。



今度やってみよう!