赤い提灯が並ぶ石段の町
台湾の九份を歩いてきた
かつては金鉱で栄えた町
閉山のあと一度は寂れた
人を呼び戻したのは映画
そして茶藝館だったそう
金鉱はいまも閉じたまま
町並みの意味が変わった
「街」を過去からの回収ではなく…
未来に向けた再解釈と受け取った
石段を上りつづける道で
お茶が足を止めてくれる
RUUP/のコーヒーや本と
同じ役割なんだと思った
ただ写真だけ撮って帰る
人の流れも気になったな
人気が出すぎた場所ほど
また通過点に戻りやすい
碇ヶ関に持ち帰る問いは
何を再解釈するかだと…
【メモ】
場所:台湾・新北市瑞芳区 九份
歴史:金鉱の町として栄え、1971年に閉山
転機:1989年の映画『悲情城市』の舞台になり、観光地として再生
写真:阿妹茶樓