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2017年6月23日金曜日

教育は命を救う

Mwaramutse ムヮラムツェ

ルワンダ語で『おはよう』のこと。


昨日の中南地方社会教育委員連絡協議会研修会。

永遠瑠・マリールイズさんの講演がすごく良かった^^

重い言葉。

深い物語。


【メモ】


一言でいうと、教育が命を助ける物語。

出会いには力がある。

その力で今日私はこの場所でみなさんとの出会いが生まれた。


ルワンダは世界一女性の国会議員が多い国(64%)


日本に来て一番びっくりしたことは、ホームステイ先の80歳のおばあちゃんが新聞を読んでいたこと。

驚き、感動し、少し複雑な気持ちだった。

自分の母は93歳。93年間文字を読んだことがない。だから書いたこともない。

母から手紙をもらえないことが寂しい。

自分が経験したことを母に手紙を書いて伝えようと思っても伝えられない。

自分はいま53歳で子供が4人いて、毎年誕生日に手紙をもらっている。


もし、自分が文字を読めなかったら?

今日のように目の前に資料があることは普通のこと?

日本では当たり前なことだけど、すごく幸せなこと。


英語、フランス語、日本語を話せる。

そのコツは、覚えたい言語で習うこと、学ぶこと。

日本は長い間英語を勉強しているけどなかなか身につかない。

それは日本語で英語を教えているから。


日本に来て初めて自分の教科書をもらった。

ルワンダでは、先生だけが持っていて、先生が解釈した内容で覚えるから、先生が間違っていたら生徒はみんな間違って覚えてしまう。


間違っていることを正しく教えることは愛情。

厳しさと優しさをちょうどよく。


戦争は普通を消すもの。

男は家庭を守るよりも国を守るために戦場へ。

家庭を守るのは母親。


夜、ベッドに入って眠れることに感謝する。

場所を選ばずに安心して眠れること。

そして夢を見られることはとてもすごいこと。


命さえあれば次がある。

命さえあれば全てある。


命の次に教育がある。

教育は命を救う。