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2015年11月30日月曜日

『平川市連合PTA 第10回PTAスクール』を振り返って

映画を観て、その映画監督のお話を聴く。
10年を振り返りつつ、これからの10年をPTAという集まりで場の共有をしながら想像する。

そんな「場づくり」をしたかった。
そんな「場」が実現した。

「人口減少」。
「地方創生」。

どれだけ人口が増えればいいんだろう?
どれだけ子どもたちが生まれればいいんだろう?

そしたら、創生できるんだろうか?
そしたら、なにが変わるんだろう?

こんな問いを立て、迷子になった気がしている。
『惑う』…今の自分の胸の内をこの一言が適切に表している。


第1部 映画「ふるさとがえり」上映会

「平川市連合PTAの設立10周年記念事業」ということで、昨年は平川市の有志による実行委員会で開催した「上映会+講演会」を今年は市連Pで開催!
正直、どんな反応が起こるかビビっていた。
でも、「ふるさとがえり」と「林監督」は裏切らなかった。
自分の想像を超える好評の声声声。
やってよかった。
約90名が参加。

たくさんのアンケートをいただきました。
満足度の平均点数は90点以上!

第2部 映画監督「林 弘樹 氏」講演会
   演題「未来への物語づくり」


メモを残しておく。
・見えない糸でつながって、縁が起きて、いまこの場所にいる。
・【設問】問を設けて、向き合う。答えは出ないけど対話を繰り返し歩み寄る、巻き込んでいく。そのプロセスが大事。
・【物語】大人が物語れない。子どもが夢を持てない 。
・【編集】21世紀は編集の時代。最短距離で目的地へ移動する世の中。合理化やシステム化。途中のプロセスを楽しむ遊びがない。
・【変化】時代がスピードアップ化している。働き方、暮らし方。
・【葛藤】こういうことがしたい、でもできない。
出来事が起きてリアクション(反応)が起きる、そのリアクションに対してアクション(行動)が起きる。アクションが起きることで出来事が起こる。その繰り返し。
・コトを起こすときに大切なのポイントは『誰と?』。
・先入観は可能性を閉ざす。
・人は必ず死ぬ。人生は一度きり。いつ死ぬかわからない。
・いまの世の中の課題は「人材育成」と「世代交代」。
・方向性と深さ、選択する勇気。
・森を切ってしまうのは簡単、でも森を育てるのは困難。
・変えてはいけないものと変えなくちゃいけないものの見極め。
・川は、川という姿は変わらないが流れている水は絶えず変化している。
・講演中、監督は『握る』という言葉を多用されていた。


個人的には『鷹の選択』というショートムービーに胸を刺された。
息を止めて見入っていた。
アンケートにも『鷹の選択がよかった』という感想が多く見られた。
最後は新作で製作途中の「惑う」を上映するサービスもあり、講演時間を30分オーバー^^

第3部 情報交換会

あっという間の二時間。
盛り上がりのうちに閉会。
長い一日だった。

-------------- 開催要項 --------------
平川市連合PTA設立10周年記念事業
平川市連合PTA 第10回PTAスクール

趣旨
子どもたちの個性、豊かな心、たくましく生きる力を伸ばすともに、安全な環境を確保するために、各単位PTA及び会員相互研修と交流を通じて、連合PTAとしての活動力を高める。

主催:平川市連合PTA

後援:平川市・平川市教育委員会・平川市校長会・青少年育成平川市民会議

期日:平成27年11月28日(土)

会場
平川市生涯学習センター(第1部・第2部)
平川市平賀農村環境改善センター(第3部)

内容
第1部 映画「ふるさとがえり」上映会
第2部 映画監督「林 弘樹 氏」講演会
演題「未来への物語づくり」
第3部 情報交換会

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開会行事(進行 市連P副会長)
① 開会の言葉

② 市民憲章朗読

③ 主催者挨拶  市連P会長 齊藤  望(碇ヶ関中)

④ 来賓挨拶   平川市長  長尾 忠行 様


⑤ 来賓紹介
⑥ 閉会の言葉