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2015年11月20日金曜日

『平成27年度 第1回平川市子ども・子育て会議』を振り返って

一昨日、『平成27年度 第1回平川市子ども・子育て会議』に出席した。
平川市職員としてではなく平川市連合PTA会長としての立場で。

その前提での自戒を込めた感想文^^

会議の案件は2つ。
・確認申請による利用定員の変更について
・放課後子ども教室の計画について

会議の一週間前、開催通知と『平川市子ども・子育て支援事業計画』という冊子が届いた。
今年の3月に策定された計画とのこと。

計画の存在は知っていたものの読んだことはなかった。
会議前日の夜、予習がてら一冊目を通した。

この計画は、「子ども・子育て支援法」に基づく計画。
作らされた計画という印象を受けた。

用語の定義が曖昧で読んでいて迷子になった。

例えば…
この計画上での「子ども」とは何歳から何歳までなのか。
年齢については、「子ども・子育て支援法」ではしっかり規定しているが、この計画では規定はない。

ほかにもある。
思春期とは何歳から何歳までなのか、あるいは中高生のことを指すのか?

「児童福祉法」や「青少年育成施策大綱」などを調べればわかることかもしれない。
児童福祉の専門家向けの計画であるのであれば納得できる。

育児と子育ての使い分けは?

自分にとっての…
「育児」とは、安全な環境での愛情を持った世話。
「子育て」とは、自分の子どもだけじゃなくて地域の子どもたちが自立した大人になるための生き方を子どもたちと一緒に考え、お互いに育っていくこと。

育児に期間はあっても、子育てに期間はないと考えている。
自分の母親にも「オラが生きてる間は子育て期間だから」と伝えている。
現に、生き方や働き方など、母に教えられることや導かれること、影響されることが多い。

そんなことから、素人の自分にとっては親切さに欠ける第一印象。
計画の中味ではなく、外堀の部分で。

誰のために作った計画?そんな疑問が浮かぶ。
この計画を読む人がそれぞれの先入観や思い込みで理解されると計画は機能しない。

残念ながらこの計画からは「熱い熱」は感じられなかった。
10年前の合併直後、新市総合計画の策定を担当したことがある。

自分の街に必要があって計画を作るのか。
法によって計画を作らなければいけないのか。

どんなビジョンを持ってどんな使命を持った計画なのか。
なんのためにどんなことをやるための計画か。
誰のために誰が作る計画か。
策定までの熟度によって熱を帯びた計画か

少しは成長したってことなのかもしれない。
長くなると思ったからいつもより早起き。
朝からいっぱい書いた。

この投稿によって、あらためて広い意味での『子ども・子育て』と向き合うことができた^^