ページ

2015年6月4日木曜日

「の」の哲学

古いメモが出てきた^^
正月早々メモしたことを思い出した。

今年の読売新聞1月1日号。
ベストセラー「置かれた場所で咲きなさい」の著者、渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長)さんの新春対談。

我慢、努力、不自由、この3つを繰り返すことで、やがて思うままにならない世の中に出た時、きっとあなたを助けてくれる。

自由という言葉が間違って使われてるような気がする。
自由というのは、してはいけないことをしない自由、しなければいけないことをする自由。
つまり、自己管理と自己抑制ができるということ。
「したいこと」と「しなければいけないこと」があれば、「したいこと」は置いておいて、『しなければいけないこと』を優先することができるのが本当の自由だと思う。
それをするためには、「自分の心との戦いが必要」。

「一人称の意見を持ちなさい」。
「みんながするからする、しないからしない」ではなくて、私はなぜするか、なぜしないか。
「私は」という一人称で意見を述べられることが大事。

相手に沿うこと。

結婚する教え子へのはなむけとして『「の」の哲学』の話をした。
夫が帰ってきて「ああ疲れた」と言ったら、「疲れたの」、「ああ暑かった」と言われたら「暑かったの」と言ってあげてください。
「私だって疲れてる」、「夏だから暑いのはあたりまえでしょ」という言い方はしちゃいけません。
「の」を心がけるだけで全然違ってくる。

子どもに対しても同じ。
自分の気持を抑えて、まず相手の気持を汲んであげる。
相手の気持に沿ってあげる。
そのゆとりを持つことが大切。
自分の言いたいことを抑えて、相手の身になる自由。
自分自身との戦いを必要とします。


ポイントを整理。
深いなぁ…

我慢、努力、不自由の繰り返しが自分を助けてくれる。
『しなければいけないこと』を優先することができるのが本当の自由。

一人称の意見を持つ。
「の」の哲学。

感じたら動こう^^
実践実践!