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2015年2月20日金曜日

分権時代の首長、議会の役割〜青森から政治と行政の質を変える〜

青森中央学院大学 地方自治特別フォーラム
分権時代の首長、議会の役割〜青森から政治と行政の質を変える〜

Date 2014.11.29 Sat. 14:00〜17:20
Place 青森中央学院大学

★基調講演
演題 分権時代の首長、議会の役割
講師 早稲田大学マニフェスト研究所 所長 北川 正恭 氏

第二次世界大戦で日本は300万人を失った。
長寿国家ナンバーワン。
政治はサイクルで続く。
1991年、バブル崩壊時は、25人で老人1人を支える。
3人で老人1人を支える。
1〜2人で老人1人を支える。

ネット社会は子が親に教える時代。
家庭教育が変わった。
現代の子どもにハッピーバースデーとカタカナ英語で話すと子どもにネイティブの発音で注意される。
舌を巻きながらヘッピーバースデーと。

スクラップアンドビルドをビルトアンドスクラップに転換すればよい。

富の分配から負の分配へ(消費税)。
増税分が何に使われているのかわからない。

公人の責任。
1.法律違反
2.道義的責任
3.説明をする責任

市民を見るより国、県(補助金)を見ていた時代。
間違っていれば直せばよい。

市長は1人 独任制
議会は合議制
市長はしょせん1馬力、職員入れても500馬力。
でも市民を入れれば3万馬力。

★先進地事例報告
「今こそ問われる地方議会のあり方」
〜議会改革度ランキング全国最下位を脱出するために〜
1.「かだって会議”で、議会への住民参加を進める”」岩手県久慈市議会議長 八重櫻 友夫 氏
2.「通年議会で、議会機能を強化する」岩手県滝沢市議会議長 黒沢 明夫 氏

久慈市の議会基本条例の前文は方言で書かれている。
大磯町の女性議員は過半数を超える。葉山町は同数。

★パネルディスカッション
「最小の費用で最大の効果をあげる自治体組織のあり方」
〜首長のリーダーシップと人材マネジメント〜
弘前市長 葛西 憲之 氏
むつ市長 宮下 宗一郎 氏 
早稲田大学マニフェスト研究所所長 北川 正恭 氏
コーディネーター 青森中央学院大学 専任講師 佐藤 淳

できる部長は最小の予算を要求し、最小の定数を要求する。

市民起点
市民目線

職員間の競争力向上(むつ市)
ファシリテーション応力が不可欠(北川)

職員提案の件数
三重県 4076件
弘前市 5件 環境と予算を整備している
むつ市 7件 現状不満型かオタク
ちなみに平川市は3人から6件。

むつ市
政策を伝える
笑顔をSHOW UP
市民と行政をつなぐ

不利益の配分ができるか。
説明を堂々とオープンな関係で。
リーダーシップには立ち止まる勇気と振り返る勇気が必要(弘前市長)

市長からむつ市職員への4つのお願い
市民目線
市長目線
現場主義
仕事の改善、明日を作る、スピートアップ

高校
選挙の仕組み
政策の読み方

大学と議会の関係がひとつのキーワード、ポイントになるのでは。