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2014年3月25日火曜日

平成25年度碇ヶ関小学校卒業証書授与式 PTA会長 祝辞

おそらく…人生最後の祝辞。

ほとんど原稿を見ないで伝えた。
自分で書いた言葉は覚えているもの。



祝辞

卒業生一二名が全員揃って、今日という日を迎えられたこと本当に嬉しく思います。
六年生のみなさんの新たな旅立ちの日に、PTAを代表いたしまして、一言お祝いの言葉を申し上げます。

卒業生のみなさん、卒業おめでとう。
そして、保護者の皆様、本日はおめでとうございます。

「卒業おめでとう」という祝福の言葉。
今まで何気なく使っていたのですが、先日招待をいただいて碇ヶ関中学校の卒業式に出席した時にふと思いました。
「どうして卒業というのはめでたいのだろうか」
実は私もよくわからなくて、自分なりにその意味を考えてみました。
そこで辿り着いた答えは、みなさんは小学校を卒業するに値する人間だと認められ、そのしっかりとした成長に対しての「おめでとう」だと考えました。
小学校や家庭で学習すべき勉強や生活習慣、六年間の様々な経験を積み重ね、小学校生活を立派にやりきった「卒業に値する人間」が今、私の目の前にいるみなさんです。
堂々と胸を張って卒業し、自信を持って碇ヶ関中学校に入学してください。

今日のこの日を無事に迎えることができたのは、一二年間に渡ってみなさんを支えてくれたたくさんの方々のお陰です。
お父さんやお母さん、そして家族、友達、学校や保育園の先生、近所の人や地域の人、たくさんの人から応援や励ましをもらい、助けられ、お世話になったことと思います。

私は、卒業式という日は感謝の気持を言葉で表した「ありがとう」という言葉を伝え合う一日だと思っています。
卒業生のみなさん、「おめでとう」のお返しの言葉として、自分の周りにいる人に「ありがとう」というお礼の言葉を返してあげてください。

お父さんやお母さん、家族のみんなには「ここまで育ててくれてありがとう」
友達には「いつも一緒にいてくれてありがとう」
地域のみなさんには「いつも見守ってくれてありがとう」
先生には「たくさんのことを教えてくれてありがとう」

会話は言葉のキャッチボールです。
「ありがとう」と返されたら、私達からも子どもたちに一言「元気に育ってくれてありがとう」と返してあげましょう。

最後になりますが、日頃から子どもたちを見守っていただき、様々な御支援をいただいておりますご来賓、地域の皆さまの方々に対しまして、PTAを代表し、お礼を申し上げます。
いつも大変お世話になり、ありがとうございます。引き続き地域の子どもたちに対し、温かい御支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

また、毎朝校門に立って子どもたちを温かく出迎えてくれる校長先生をはじめ、諸先生方ならびに職員の皆さまには、一人ひとりの児童に、熱意と深い愛情を持って御指導いただいたこと、深く感謝申し上げます。

今日この学校を巣立つ一二名の子どもたちが、碇ヶ関小学校の卒業生としての誇りを持って、これから大いに活躍されることを祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

平成二六年三月二十日
平川市立碇ヶ関小学校PTA会長 齊藤 望


原稿はほとんど見てません^^

平成24年度の祝辞は→http://office.nozom.info/2013/03/pta.html