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2014年3月11日火曜日

3.11 もう3年…まだ3年…

あの日のことは今でも鮮明に覚えている。
曇り空、道路はアスファルトが見えていて、乾いた寒さだった。

14時46分。
強い揺れが起きて停電。

公用車で市内の見回りに行った。
平川市内は建物の崩壊はなく異様な静けさだった。

電気が復旧しないその日の夜は、ストーブの灯りとランタンの灯りだけ。
ストーブで沸かしたお湯でカップヌードルを食べた。

玄関に一番近い部屋に布団を並べて川の字で寝た。
夜中に何度も揺れた。
子どもたちに寄り添ってずっと手を握ってた。

2年前、NPOの事業でたくさんのグッドトイを持って山田町を訪れた。
言葉を失ったあの光景は今も胸を締め付ける。

あの日から3年。
微力ではあるが無力ではない。

自分にできることは伝えること。
あの光景、子どもたちと交わした言葉、山田町職員の想い…

今、自分ができることを…
合掌