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2010年1月8日金曜日

平川市発!ものづくりの三原則

株式会社 日本マイクロニクス
〔MICRONICS JAPAN CO.LTD〕 ⇒ 略して“MJC”

という

会社がある


電化製品には欠かせない

半導体や

液晶テレビなどの

液晶装置の

検査・測量機器の

製造における

リーディングカンパニーで

世界トップレベルの

技術開発型企業だ



会長は

平川市(旧平賀町)出身の

長谷川 義榮 氏


本社は

東京都武蔵野市


平川市には

「青森営業所」

「青森工場」

「青森松崎工場」

がある



長谷川会長が

率いる

㈱日本マイクロニクスを

舞台にした

“ビジネス本”が

出版された

「ものづくりの三原則」
~世界に通用する想像力を育むために~

市川 徹 著




一口に

“ビジネス本”と

集約してしまうと

怒られるかもしれない


経営者のための本でもあり

技術者を目指すための本でもある

また

会長の

長谷川語録は

人生訓でもある



この本に

何度も

登場する

キーワードが

「原理・原則」

「観・感・勘」

「観て、感じて、勘を働かせろ」

「創意工夫」

「熱意」


実は

これらの

キーワードは

長谷川会長が

社員に

教え込んだ

“MJC”の

“企業スピリット”

でもある


“MJC”の

「行動指針」は


 1.  原理原則を大切にする

新たな分野を切り拓き

発展していくためには

これまでの経験や常識

慣例などに囚われるのではなく

物事の本質を見据え

原理原則に基づいた

判断・発想・行動をするよう

心がけることが肝要である

また

人間として

道徳

倫理を

判断基準として

行動することにより

人は

どんな局面においても

迷うことはなく

うろたえることもない


 2. 「観・感・勘」を大事にし
自己の能力開発を追及する

製品や

技術の

開発に携わる人は

日頃から

「物事をよく観察する」

「観察から得られた感心、感動、感激を大事にする」

ことを忘れてはならず

「観察、感動が勘を働かせ」

結果的に

自己の能力が

向上することに

繋がる


3. 達成への5つのステップ
「夢(needs)」
「想定」
「創意」
「熱意」
「実行」
を確実に踏んでいく

  達成には

「夢(needs)を叶えるために」

「結果を想定し」

「創意工夫をこらし」

「熱意を持って励み」

「継続的な実行努力をする」

ことが

最も重要である




本書から引用

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

- 目次 -

序章

「原理・原則」 「観・感・勘」のルーツ


第1章

観 - 事象を情報へと変換する「観察力」

第2章

感 - 情報を興味へと転換する「感動力」

第3章

勘 - 興味から工夫を構想する「創造力」

終章

「原理・原則」に従いなさい


- メモ -

「原理」とは

根本となる仕組み

現像の根本原因・根拠


「原則」とは

基本的な規則・法則


どちらも

意味合いは同じで

区別せずに

使われることが多い


「原理」は

“存在や認識に対して”


「原則」は

“人間の活動に対して”

それぞれ

用いられるという


長谷川会長が

言いたいことは

「本質を知れ」

ということ



学歴は必ずしも必要ではない

だが

学問は絶対に必要だ



“勘”を

身に付けていく

方法は

対象が

何であれ

よーく

観察すること


観察すると

感心

感動

感激

に出会う

それらは

自分の

記憶として

仕舞い込めて

忘れない

それが

どこかの場面で

“勘”によって

呼び起される

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


社員の

談話も

数多く

載せられていて

リアルで

説得力があり

深さが

感じられる



長谷川会長には

2度

会ったことがある


最終章では

長谷川会長の

歴史が

綴られていて

同じ

平川市出身としては

とても

親近感がわき

誇りが持てる


この本を

読んで

“MJC”のこと

“長谷川会長”のことを

“自分”のことのように

自慢したくなった


青森県の

みなさんに

ぜひ

読んでほしい